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毎日が異文化交流になる日々

現地同僚から学ぶ現地の食文化

· バングラデシュ,国際交流,海外インターン,東南アジア

こんにちは!バングラデシュで現地インターンをしている、福田美桜です。

最近は日本語メンターや日本語クラス、STEMONクラスに現地の大学訪問など、様々な役割に奮闘しています!

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↑STEMONクラスの体験授業。「様々な形状をしたブロックを使って正方形を作ろう」というお題に熱心に取り組む生徒達。年齢幅5歳~11歳の子供たちが同じ環境で一緒に学びを共有しています。

現地に来てからあっという間にもう一ヶ月半。

毎日が洗濯機のように目まぐるしく過ぎていきます。

自分を取り囲むすべてが新鮮に感じるほど、バングラデシュは先進国ではなかなか体感できないような物事であふれています。そんな中でも、今回のブログでは「食文化」をテーマにお話していこうと思います!

新しい味との出会い in バングラデシュ

みなさん、カレー、ビリヤニと言ったらどこでしょう?おそらく最初に浮かんだのはインドじゃないですか??

ですが、正直この質問を聞かれたとき、「バングラデシュもすぐに浮かばなきゃいけないんじゃないか」と思うほど、実はバングラデシュの食事もカレーとビリヤニであふれています。そしてそのほとんどが日本人にとって激辛です。

辛い物が苦手な私。もともと胃がなかなか受けつけてくれないため、現地に来たからと言って急に張り切っておなかを壊さないよう、最初の一ヶ月はファストフードや自炊などで辛い物は極力避けていました。ただでさえ慣れない環境の中で、食事で最初から胃までダメージを受けたらとっても大変ですからね。(とは言いつつ、辛くないピザを頼んだはずが、それは現地の人目線だったようで、とっても辛くて胃が泣いていたことも実はありました笑)

しかし10月に入り、ようやく胃もスタンバイが完了!バングラデシュの食事に本格的にチャレンジし始めてみました!

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↑チキンとナン。フラットをシェアする家主さんとそのお友達と一緒に映画鑑賞をする際に一緒に食べました。

まず最初にチャレンジしたのは上の写真のチキンとナン。緑色のチキンはそこまで辛くないから食べてみてと言われ挑戦しましたが、一口食べた直後に私の口が辛口警報を発表。結果、比較的甘口な作り置きのカレーを家主さんが温めてくれたため、それとナンでお腹を満たしました。

その後に聞いみて分かったのですが、このチキンが緑色に染まっている理由は緑のハラペーニョ。辛くないよと言われていたため、きっと食べる前に知っていても食べることに挑戦したとは思うので後悔はないのですが、全然「そこまで辛くないよ」で済むレベルではなかったです笑。

バングラデシュ人恐るべし、、、そう思う一方で、辛いのレベル判定基準が私とは違いすぎると思い、さらに警戒心を高めながら次は同僚とランチに行ってみました。

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↑次に食べてみたのはチキンカレー。初めてスプーンを使わずに手で食べてみました。

「美桜さんには少しからいかもしれないですが、少したべてみてください。」そう言われて内心「絶対に少し辛いなんてもんじゃないはず」と思っていましたが、これが大正解。辛口警報なんてもんじゃなかったです。もう口の中で火事が起きていました。でも、それでも不思議なのは、すごく辛いんですけどやっぱり美味しいんです。よく言う「辛さの中にもうま味を感じる」というやつです。

日本でカレーライスを食べるときはカレーのルーが多めが好みですが、それをバングラデシュでやれば確実にその後どうなるかが目に見えているため、ご飯に対するルーの割合はほんの少し。あとは肉でご飯を食べ進めるぐらいが私の口と胃が耐えられる程度だと学びました。

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↑牛肉カレーをランチで食べた日。この間のチキンカレーよりすごく辛いからと私のために甘いマンゴージュースとヨーグルトを同僚が用意してくれました。個人的にはチキンカレーのほうが辛かった気がしたけどな、、、?

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↑Jahangirnagar大学に主張で訪れた日に学食でランチ。この日は私だけ辛くないチキンライスを食べましたが、少し辛いけどこれも食べてみてと言われた見た目は薄型コロッケのようなものが激辛。やっぱり辛い物はバングラデシュ人には欠かせないみたい。

毎回同僚と一緒にランチに出かけた後は、舌があまりの辛さにSOSを出しています笑。ですが、食後に毎回必ず「今日のご飯はどうでしたか?」と聞いてきて、私の感想をもとに「これの次は何をおすすめしたほうがいいかな?」と一生懸命に話し合ってくれている同僚達の様子を見ていると、そのほのぼのした光景から次第に口の辛味も引いていきます。

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↑こちらはカチ(Kacchi)と呼ばれる有名なビリヤニ。ヤギの肉がジューシーで美味しかった!

さらに、バングラデシュで有名な「Kacchi」にも挑戦!ランチタイムにみんなでオフィスのコミュニティースペースで食べました。辛さは全くなく、いつも以上にご飯を口に運ぶ手が止まりませんでした!同僚たちも「初めて感想で辛くなかったと聞くことができたね笑」と嬉しそうに話していて私もとても嬉しかったです!

なんやかんやでもうカレーもビリヤニも食べたから、バングラデシュのご飯はほとんどコンプリート?なんて思うかもしれませんが、答えはNo。予想がつかないほどカレーやビリヤニの奥深さを学ぶ道は長そうです笑。というのも、バングラデシュの食事がカレーやビリヤニばっかというのは事実ですが、それらのカテゴリーの中にもたくさん種類があり、似ているようで違うご飯がたくさんあるからです!

まだまだ新しい味の出会いが待っているバングラデシュ。引き続き胃の調子には気を付けながらもそれらとの出会いを楽しんでいきたいと思います!