みなさんこんにちは!国際基督教大学1年の遠藤歩華(えんどうほのか)です。VenturasのSTEMON事業でプログラミング講師として週に1回授業をしています。
このインターンを始めてから1ヶ月半程経ちました。このブログではインターンを始めたきっかけや、ジョインして感じたこと、今後の目標をお話しさせていただきます。
オーストラリアに留学中、高校の中庭で友達と
インターンを始めた経緯
私がインターンを始めたきっかけは、大きく分けて二つ。コロナ禍ではあっても何かしてみたかったこと。そして、教育分野と途上国開発に興味があるということです。
途上国開発×教育
私がこの分野に興味を持つようになった経験は、高校時代のフィリピンでの研修旅行、オーストラリア留学の二つです。高校1年生の時に1週間フィリピンに滞在し、小中学校での交流や、貧困層を訪れるホームビジットなどをしました。知識としては知っていてもテレビの向こう側の世界だった『貧困』の現実を目の当たりにしたときの光景をよく覚えています。
学校では、子どもたちが今ある環境に感謝して楽しんで学んでいました。このように貧困の中で生活している方々のために何かしたい、まずは色々学んでみたいと思うようになりました。
そしてオーストラリアでの留学では日本とは全く違う教育システムを経験し、教育が人生に与える影響を実感したことから、教育分野にも興味を持つようになりました。
フィリピンで1泊ホームステイしたときの写真です。
今でも海外とつながれるオンラインインターン
今年4月に大学に入学し、興味がある分野を学び始めましたが、コロナ禍でオンライン授業ばかり。学ぶだけではなく、自分自信も何か実際に貢献できるような活動がしたい、可能であれば途上国に住む方々と実際に関わりたい。こう考えていたときにventurasのオンラインインターンを見つけました。オンラインでもバングラデシュの子どもたちと直接関われる、そして興味のある教育に関わる事業に携わることができるプログラミング講師に応募しました。
実際にプログラミング講師を経験して
まず始めにこの1ヶ月半を振り返って思うことはVenturasでインターンに挑戦して本当に良かったということです。インターン経験もプログラミング経験も今までありませんでしたが、周りの方々がサポートしてくださり、授業をすることができています。
Htmlで作成したサイトを画面共有して、自分のプログラミングについて説明してくれているところです。
このインターンに参加して良かったと思うこと、学んだことの中から3つご紹介します。
生徒との関わり方が学べる
プログラミングの授業において一番大事な姿勢は『ティーチングではなくコーチング』。すぐに答えを教えてしまうのではなく、何が分からないのか、どうしたら解決できるのか生徒に考えさせ、気づかせること。インターンを始める前のレクチャーで教わったことの一つです。教育分野を学びながら私自身もとても大切な姿勢だと感じています。しかし、実際に授業をしてみると非常に難しく、一番心がけていることであると同時に一番の課題でもあります。
生徒がプログラミングに取り組んでいるときに、どのタイミングで声をかけ、どのような質問を投げかければ良いのか、毎週試行錯誤しながら授業をすることが私にとって大きな学びになっています。
会話から文化や生活について知ることができる
そして授業中にもう一つ心がけていることは、生徒と楽しくコミュニケーションをとることです。画面越しに音楽が聞こえてきたときに、その音楽が礼拝のための音楽で地域によって流れる時間が違うことなどを生徒が教えてくれました。毎回の授業でコミュニケ―ションをとる中で、文化的な背景なども知る機会があるのはとてもうれしいです。
プログラミングについて学べる
また、先にも書いたように私はプログラミング経験がほとんどありませんでした。このため、授業の準備を通してプログラミングについて学ぶことができています。今後もっとプログラミングを勉強していきたいと思うきっかけになりました。
これからの目標
・コーチングを上達させること
・もっとインテラクティブな授業をすること
・プログラミングの技術を身につけること
今後の目標は授業をよりインテラクティブに、そして生徒自身に考えさせるものにしていくことです。教えるのではなく、学びを盛り上げられるようにどう声かけができるのか考えて実践していきたいと思っています。
まだまだ足りないところばかりですが、授業になれてきて満足するのではなく、さらなる向上心をもってこれからも授業を進めていきます!
新しいことを学んだり、新しいスキルを身につけたい人、途上国開発、教育に興味がある人、ぜひventurasのインターンに応募してみてください。きっと想像以上の学びが得られると思います。 最後までお読みくださりありがとうございました。