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9ヶ月間のバングラインターンを終えて

· バングラデシュ,途上国,インターン,南アジア,日本就職

みなさん、こんにちは!インターンの仲村です。

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バングラデシュでのインターン開始からあっという間に9ヶ月が過ぎてしまいました、、。

最後のブログということで、これまでのインターンを振り返って、感じたこと、学んだこと、経験したことなどを書きたいと思います。

9ヶ月分のまとめなので、少し長くなってしまいますが、最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
 

主に以下の2点について書いていきたいと思います。

  1. 関わった仕事について
  2. 長期インターンを通しての感想など
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勤務初日のオフィス

 

 

1)関わった仕事について​

正直、関わった仕事が多すぎて全ての業務などを綴ることはできないので、普段大まかにやっていたことと、不定期であったイベントなどに分けて書いていきたいと思います。
 

・普段の仕事内容

仕事内容は大きく分けて下記の3つでした。

1. Work in Japan(日本就職事業)
2. STEMON (小学生向けロボットスクール)
3. 人事
 

1. Work in Japan(日本就職事業)
この事業では、既存の日本語クラスの講師業や、新しく開講した日本語アカデミー事業の立ち上げ、就職先候補企業のリサーチ業務などを主にやっていました。

1人1人の人生の大きな選択に携われるので、責任感の中に非常にやりがいを感じられました。
 

2. STEMON (小学生向けロボットスクール)
STEMON Japanというプログラミング・ロボットスクールのカリキュラムをバングラデシュで展開するという事業なので、STEMON JPと連携を取りながらカリキュラム・コンテンツを作成、翻訳、そして実際に授業まで行なっていました。

もちろん、新規の生徒も見つけてこなければいけないので、マーケティング・PRなども現地社員と協力しながら進めていました。

3. 人事
事業拡大のスピードに人手が追いついていないので、日本からの長期インターンなどの採用活動などを積極的に行なったり、その一環としてブログやSNSを運用したりしていました。

 

 

・イベントなど

上記の仕事内容に加えて、地方都市でのイベントやキャンパスツアーが毎月のように開催されていました。

こちらに関しては一つ一つ解説すると終わらなくなってしまうので、写真を中心に時系列でまとめてみたいと思います。

日本就職セミナー

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Barisalという地方都市でのクイズコンテスト

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日本語クラスの卒業式

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オーストラリアンインターナショナルスクールでのデモクラス

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Eastern University でのキャンパスツアー

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International Standard Universityでのキャンパスツアー

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Gazipurという地方都市でのクイズコンテスト

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BTV(Bangladesh Television)のSTEMON取材

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Narayanganjという地方都市でのクイズコンテスト

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、、、と写真でざっくりと振り返って見ました!(実はこれでも全てではないのですが、。)

一つ一つの出来事が本当に濃厚で、どれも忘れられない経験となっています。

 

 

2)長期インターンを通しての感想など

ここからは実際に働いてみて、自分が何を感じたか、どこが成長したかなどを書いていきたいと思います。

やはり最初に言えるのは、バングラデシュという新興国でのインターンは想像していたよりもハードなものだったということです。

生活環境や宗教観、言語の違いなど、日本の当たり前が全然通じない状況でのビジネス推進は本当に大変でした。

毎日のように色々な方面で問題が起こり、最適解を探しながら複数のアクションを並行させつつ、ミッションに向かっていくことの難しさを身をもって体験しました。

例えばロボットスクール事業一つをとっても、現地パートナー企業やSTEMON JPとコミュニケーションを取りながら、様々なバックグラウンドを持つ先生たちと様々なバックグラウンドを持つ生徒に授業を提供し、新しい生徒獲得に向けたマーケティングとPRをしながら、カリキュラム開発・翻訳などを行っていました。

もちろん、生徒がみんな真面目に授業に参加してくれるわけでもないですし、機材トラブルもあり、そして停電も当たり前のように起こるので、毎週ヒヤヒヤしながら授業を行っていました笑

ただ、一緒に働いていた社員さんは本当に良い人ばかりで、何度その温かさに救われたかわかりません。

どんなに忙しい時もいつも気にかけてくださって、家族のように接してくださいました。

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バングラデシュの春のお祝い

 

 

そして、もう一つ「機会提供」の経験ができたことが大きかったと思います。

そもそも、このインターンに参加した目的の一つが、同世代の若者に対して機会提供の経験をするというものでした。

元々、インターンに参加する前から機会の不平等や教育格差などに問題意識をもっていたのですが、どうしても机上の空論から抜け出せずにいたので、今回のインターン経験を通して本当に多くのことを学ばせていただき、成長させていただきました。

「選択肢を増やす」と口で言うのは簡単ですが、実際にそれをビジネスとして実現させるのは想像の何倍も大変だと言うことが身に染みてわかりました。

これからのキャリアや生活においてもインターンでの経験を活かして、実践や経験することを大切にしていきたいと思います。

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日本語クラスの学生と

 

 

最後にはなりますが、自分はVENTURASでのインターンで本当に数え切れないほどの貴重な経験を通して、大きく成長させていただきました。

現在インターンはリモートになっていますが、成長の機会はいくらでもあると思いますので、ぜひ興味のある方、想いのある方はインターンにご応募ください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!