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新しい「学びの形」を広めるために

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  初めまして!8月からインターンを始めた、上智大学2年の高塚穂佳です。主にVenturasでは、プログラミング教育分野に携わっています。このようなブログを書くのは初めてで少しドキドキですが、今回はVenturasでのインターンを決めた理由や、実際の活動内容についてお話したいと思います。

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ひとり旅行をしてみたいと思い、アメリカに行った時の写真です。楽しかったけど友達いないのは少し寂しかったです...

インターンで新しい挑戦をしたい

 私がVenturasでのインターンを決めた理由は、自分が今まで経験した「教育×プログラミング」と「教育×途上国」を合わせて、「教育×プログラミング×途上国」という新しいことをしてみたいと思ったからです。最初に、具体的にどんな経験をしてきたのかお話したいと思います。

  まず「教育×プログラミング」ですが、実は中学1年生の時から同級生と、子ども達にプログラミングを教えるワークショップを運営する団体を作りました。この話をすると「中学1年生が子どもに教えるなんてできるの?」と驚かれることがよくあります。確かに、知識や経験の面で劣る部分はあると思います。しかし、「子どもが子どもに教える」ということは、学校の授業とは違った新しい学びの形になります。私も実際に教えて行く中で、子どもどうしの学びの重要性に気づかされました。

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高校二年生の時に参加したWorld Scratch dayというイベントでの様子

 次にした「教育×途上国」の経験とは、高校二年生で行ったネパールの教育ボランティアのことです。受験前に高校生として自由に過ごせる最後の夏休み、何をしようか悩んでいたときに父親に「せっかくなら海外にボランティア行ってみれば?」と言われたのがきっかけで、海外のボランティア団体に応募してネパールに行きました。当時の私にとってこれは大きな挑戦でした。一人でトランジットやイミグレーションするのが不安だったのは、今でも覚えています笑。

活動としては小学校で授業を教えることが主な活動でした。そのとき一番ショックだったのは「学ぶ意欲があっても、環境がその学びを妨げている」ということです。子ども達は私たちの授業に一生懸命参加してくれるのですが、紙や鉛筆がないために、書くことができないという状況を目の当たりにしました。

この経験から開発学などに興味を持ち始め、大学でも教育開発や国際協力を専門に学んでいます。

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ネパールでは通常の授業以外に、公衆衛生についても教えました。

  そして大学に入り、インターンをしてみたいと思い探していたときに「教育」「プログラミング」「途上国」という全てのキーワードを満たしていたVenturasのインターンに出会いました。最初に見つけた時は、あまりに私が探していたインターンそのままだったので、心の中で叫んじゃいました...笑

「考えて、考えて、考える」インターン生活

  長々と私のバックグラウンドを話してしまいましたが、実際にどのようなインターン生活を送っているのかをお話ししたいと思います。

実際にインターンをしてみて一番感じたのは、「自分で考えて、新しいものを作り出す事が多い」ということです。私はプログラミングスクールの分野に携わっていますが、新しいレッスンを考案したり、わかりやすいレッスンになるように資料を工夫したり、とにかく自分の頭で考える事が求められます。そして実際に教えるときも、どのようにファシリテートすれば、子どもが自分で考え、子どもどうしが教え合う場にできるかを考えなければいけません。一から自分で考えるのは難しいですが、考えたことを実行できる、自由で責任のある仕事に携われることにとてもやりがいを感じています。

 また、バングラデシュと繋がっているため、英語を使うことがとにかく増えました。今はオンラインインターンですが、まるで海外にいるかのような雰囲気を味わえるのがとても新鮮で楽しいです。

これから

 今はインターンを初めて1ヶ月弱ですが、これからは実際に子ども達にレッスンし始めるなど、活動がどんどん本格的に始まっていきます。忙しくて大変なこともあると思いますが、「新しい学びの形を広げたい」という意志を持って頑張っていきたいと思います。

 長い文章でしたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。