はじめまして!8月からVenturasでインターンを始めました、早稲田大学2年の井坂璃瑚(RIKO)です。
私は現在、STEM教育の真髄であるSTEMONプログラムを通してバングラデシュの学生にプログラミングを教えています。
ここでは私がVenturasでのインターンを始めたきっかけと、実際にどのようなことをしているのかについて綴りたいと思います!
私がVenturasのインターンを始めた理由は、この複雑な世界を自分の体験を通して理解を深めていきたい、という単純な気持ちから始めました。なので、教育学や社会学を大学で専攻しているから、ではないですし、発展途上国にも訪れた経験やボランティアに参加したこともないです。
むしろ大学では日本文化・文学を英語で学んでいて、教育や社会学からは少しかけ離れた分野を勉強しています。
アメリカの高校に留学していた頃、日本文化を発信するためのジャパニーズクラブ(部活)を作りました。これは顧問の先生とお別れの写真です。
そうような考えを抱き始めたきっかけは、今年の2月頃に参加した外務省主催のセミナーでした。私はかなりSpontaneous(自由気まま)な性格なので、興味本位で参加したまででした。しかしこのイベントが私自身を大きく変えるものとなりました。そこでは、外務大臣政務官の尾身朝子氏を始めとした外務省職員が世界の諸問題について講演を行い、分科会では参加学生と共に討論を行いました。そこで私が向き合った題は「平和」でした。現代で平和の定義とは何であるべきなのか、そもそも私たちが今生きている時代は平和といえるのか、について考えました。今まで世界の格差について学ぼう、行動をしよう、という考えすらなかった私にとってこの経験は凄く大きなことであり、大学で平和学や社会学の授業を取りながら少しずつ学んでいきました。
外務大臣政務官、尾身朝子氏と分科会終了後お写真を撮らせていただきました。
そんな時にVenturasの存在を知り、何かキラメキのようなものを心の中で感じました。大学でバングラデシュについて少し学んでいた時期でもあり、本の中だけではなく自分が実際にその国の人と関わって感じたものを自分の糧にしたいと思ったからです。またコロナの影響で他国に足を運べない状況ですが、インターネットを使って世界のどこかと繋がることが容易になってきた時代でもあります。その機会を使って、私も自分がまだ見たことのない世界と繋がって何か行動を起こしたい、という思いからVenturasのオンライン・インターンに参加しました。
高校生の頃スタートアップテクノロジーのイベントの運営ボランティアをした経験はありましたが、今までプログラミング自体に触れた機会はありませんでした。ですが面談の際、上田代里子代表にプログラミングのお話をいただいた時、胸が高鳴りました。もちろん未経験の私でも出来るのか、と不安がありましたが思いっきりダイブインすることに決めました。今は楽しくプログラミングについて学びつつ、生徒に教えています!
スタートアップテクノロジーのイベント、SLUSH TOKYOでは東京ビッグサイトで世界中から来る約8000人を前にメインステージでMCを務めました。
STEMONプログラムでは生徒に正当な答えを出すものではなく、1つの問題に多様な答えを作り出すカリキュラムになっています。そのような学びの下、生徒は独自の感受性や思考力を養うことができるのです。現代、又はこれからの世界は、ロボットのように正誤をすぐに出すような人材ではなく、人間味のあるオリジナリティ溢れて多様性を尊重できるような人が大切になってくると思います。そのような人材を育てていける要素がSTEMONには十分に存在しています。また生徒だけでなく私たちインターン生もSTEMONに携わることで、そのような思考力を鍛えられることが出来ます!
夏にイェール大学のプログラムに参加した時の写真です。世界中からたくさんの学生が集まり、多様性を感じた貴重な経験となりました。
皆さんも「オンライン授業で時間に余裕がある」「コロナに惑わされず、自分が体験したことのない何かにチャレンジしたい」「まだ見たことのない世界を見てみたい」という方は是非、行動を起こしてみてください!今後もVenturasインターンの魅力や活動内容を掲載する予定なので是非とも宜しくお願いします。