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支援のあり方を考えて...

2020年5月27日

みなさん初めまして!

 

武蔵大学人文学部英語英米文化学科3年の内藤春菜です。

このブログに立ち止まっていただきありがとうございます!

私は、先日からリモートインターン生としてVenturasに携わっています。

定期的にブログを更新するので、どうぞこれからよろしくお願いします:)

初ブログ!ということなので、Venturasのリモートインターンに応募した経緯や私の思いをお話したいと思います。

現在、私は人種、人権、環境、文化、教育、言語など現代国際社会における幅広い領域の問題群を把握し、分析することを専攻しています。

分野が広すぎる!と思うかもしれませんが、全くその通りです。(笑)

しかし!分野が幅広いからこそ、ニュースや国際問題を多角的に見る力がついたと思います。

そして、この広い分野を学んでいくうちに

国家間や地域間での貧富の差

資源や教育へのアクセスの不平等さ

法律がないと人が平等に扱われない社会

などこの世界には不条理なことがたくさん存在していることを知りました。

こんなことが、テクノロジーや様々なものが発展した世界に起きていていいのでしょうか?

 

生まれた場所や環境によってその人の世界が全く違くていいのでしょうか??

私は、“女だから”という理由で区別されることなく、一つ上の兄と同じように育てられ、学校に通い、ご飯に困ることもなく、何の不自由なく20年間生きてきました。

これは特別なことでしょうか?

世界中の人が尊重され、教育を受け、ご飯を毎日食べることは人として守られることではないでしょうか?

考えれば考えるほど、私はこの不条理な世界に腹が立っていました。

そして自分なりの解決策を求めるべく、現状を自分でみることを目的に、

昨年の夏フィリピンの貧困地域と言われるところを訪れました。

ここ、マニラと同じ国だと思えますか?

小さな子が道で物乞いをしている。

街中のゴミを拾ってその日の生計を立てている人がいる。

孤児院に子供が溢れかえっている。

大学に行ってないと簡単な飲食店のアルバイトもできない。

母国語ではない英語が話せるのに、仕事がない。

インフラが開発途中なことから移動にとても時間がかかる。

観光地で有名なマニラとの貧富の差が一目瞭然。

私が見た現状は、想像よりもいろんな問題が目に見えました。

そしてこの状況を見て、私は お金の支援 が貧困や貧困によって引き起こされる問題を救うとは思えませんでした。

もちろん寄付金でご飯を配布したり、どこかを工事したり役には立つと思います!

しかし、その場しのぎの様には感じませんか?

その日を生きるのに精一杯で、貯金をして子供を大学まで通わせる余裕って無いように思いませんか?

じゃあどうやって地域を良くしたらいいのだろう。

何から手をつけるべきなんだろう。

この時初めて貧困問題に限らず、支援のあり方を考えました。

そして、自分が今後の数十年間どんな形で携わりたいかを考えました。

非営利団体? インフラ系の企業? 教育系企業? ボランティア? ソーシャルビジネス? 啓蒙活動?

正直これだ!と確信を持てるものはなく、ずーっと比べては悩んでを繰り返していました。

そんな風に模索している時に、Venturasの募集を見つけました。

そして、Venturaのビジネスに魅力を感じた私は、

ネット上の情報を比べ、悩んでるならインターンをやってみよう!何か得られるはずだ!

と思いその日のうちに応募をしました。

そして、ご縁がありインターン生として8月の終わりまでVenturasに携わらせていただくことになりました!!

そしてVenturasのインターンは、日本語教師をするだけでなく様々なミーティングにも参加させてもらえます。

この貴重な期間にたくさんの方々と会話をし、Venturasでの気づきを大切にしていきたいと思います!

そして感じたことをブログで言葉にして発信できたらいいなと思っています。

そして最後に!

このブログを読んでいる方はご存知かもしれませんが、

Venturasはバングラデシュに拠点を置くEdTech (教育×テクノロジー)企業です。

ぜひこの機会に、バングラデシュのこと、アジアのこと、そして世界に数多く存在する問題について興味を持っていただけたら嬉しいです:)

最後まで読んでいただきありがとうございます!!

まだ経済活動や学校が制限されると思われますが、体調に気をつけてお過ごしください。

次のブログをお楽しみに!

内藤春菜