こんにちは!4月から高校生インターンとして参加させていただくことになった酒井瞭です!
現在は東京のインターナショナルスクールに通っているのですが、去年までフィリピンに住んでいました。
今回は初回ということで私がなぜこのインターンに参加したか、実際に参加して感じたこと、そして今後挑戦していきたいことについて話そうと思います。
フィリピンでボランティアとして子供たちにプログラミングを教えた時の写真
子供ってすごい!
なぜこのインターンに参加したのか、その理由は簡単に言えば子供ってすごいなぁと感じる経験が多くあったからです。
そのうちの一つはフィリピンに住んでいた時に経験しました。私はフィリピンに小学三年生の時から高校2年の時まで住んでいました。そこで通っていた学校がボランティアの機会を用意してくれたため、高校1年の時に郊外の貧しい子供を引き受ける施設にボランティアとして参加しました。その時に趣味でやっていたプログラミングをそこの子供たちに教えられたら彼らにとって将来役に立つかもと思い、簡単なScratchのカリキュラムを作って実際に教えにいきました。(上の写真はその時に撮ったものです。)
小学校高学年から中学生くらいの年齢の子たち10人くらいに教えたのですが、ここで印象に残ったことは、理解の早さと彼らの楽しむ姿でした。
私自身、独学でプログラミングを学んでいたのですが、彼らほど早く理解することなどできませんでしたし、最初の方はつまらないと感じ、やめてしまうことも多々ありました。
そんな挫折ばかり繰り返した私とは大違いで感動すると同時に、少し焦りました…笑
そんなフィリピンでプログラミングやコンピューターとは無縁の生活を送っていたのにも関わらず私の拙い説明を次々と理解し、形にしていき、しかもそれを楽しんでいる。そんな姿は、彼らの可能性の大きさを強く感じさせました。
この経験から、もっと多くの子供たちにも自身の可能性を開いて欲しい、という思いが強くなりました。
そこで日本に帰ってきても何かしら子供たちのためになることをやりたい、と思い探しているときに見つけたVenturasのミッションが
create a society where everyone realizes their dream by maximizing potential
(皆がそれぞれの可能性を最大限発揮することで夢を実現できるような社会を作る)
だったため、これは参加するしかない!と感じ、参加させていただきました。
また、参加したきっかけとして、venturasがバングラデシュを対象にしているところにも惹かれました。フィリピンと少し似たような境遇にあるバングラデシュに日本からオンラインで助けになることができる活動は魅力的でした。
参加して感じたこと
初日に行った授業の写真
実際に参加して授業を行い、改めて感じさせられたのが教えることの難しさです。コロナ禍でかつオンラインインターンということで、モニター越しにプログラミングを教えなくてはならないのですが、これが想像以上に難しく、初日はかなり苦戦しました。生徒たちの進捗を見るために毎回画面を共有してもらう必要があったり、カメラがついていない子供たちを相手にする場合、表情が見えず、集中度や、今授業を楽しんでいるのかといったことが全く確認できず、非常に苦労しました。今後はこれらに対する改善点を探しつつ、子供たちに質の良い教育を届けられるよう頑張りたいです!!
最後に
私は将来、教育の現状の課題点の解決に取り組みたい、という思いが漠然とですがあるので、この海外インターンという貴重な経験を活かして、自分に何ができるのか、そして何をしていくべきなのか、といった自分探しも含めた活動ができたらいいなと感じています。
よろしくお願いします!